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【地方税】税金の一括納付と分割納付の違いやメリットを徹底解説

普通徴収分の市県民税(住民税)固定資産税といった地方税について、市県民税は毎年6月頃固定資産税は毎年4月頃に1年分の税金が記載された納税通知書が届きます。

納税通知書と一緒に納付書も同封されているけど、一括用の納付書と4期分の分割用の納付書が入っているよね?どっちで支払った方がお得か知ってる?

一括で納付した方がお得なような気がするけど・・・。どうせ払わなきゃいけないし、できれば少しでもお得な方法で支払いたいなぁ。

納税義務があるといっても、結構大きな負担だからね。じゃあこれから税金の一括納付と分割納付の違いやメリットなどについて説明するね!

目次

 一括納付と分割納付の支払い総額について

まず、市県民税(以下、住民税と呼びます。)と固定資産税の納期限は以下のとおりです。

住民税の納付期限
  • 第1期:6月末
  • 第2期:8月末
  • 第3期:10月末
  • 第4期:1月末
固定資産税の納付期限
  • 第1期:4月末
  • 第2期:7月末
  • 第3期:12月25日頃
  • 第4期:2月末

以上が、分割納付をする場合の住民税と固定資産税の各納付期限となっており、それぞれの期限までに納付書で納付必要があります。

一方で、当初届いた納税通知書、分割用の納付書に加えて、一括用の納付書が1枚同封されていると思います。その納付書は4期分を1枚にまとめたものであり、上記の第1期の納付期限までであれば、一括での支払いが可能です。

では、肝心の一括納付した場合と、分割納付した場合の支払い総額についてですが、一括にしても分割にしても支払額は全く同じなんです。

分割で4回払いにしても、一括でまとめて支払っても支払総額に変わりはありません。それなら分割で払った方が1回の負担も減ることになるので、一括で支払うメリットはあまり感じない方もいらっしゃるかと思います。

以前は「前納報奨金制度」というものがあり、一括納付した際には、一定額が割引されるメリットがありました。しかし、自治体の財政難等の理由により、現在は殆どの自治体で廃止されています。

一括納付のメリットは?

一括納付と分割納付の支払総額は同じということなので、支払額以外の面で一括納付のメリットはあるのかどうか気になる方もいらっしゃるかと思います。

結論から言いますと、一括納付をした方がお得になることは特にありません

強いて言えば、一括納付をしたら1年先まで税金を支払う必要がなくなるので、気持ちの面で安心するということでしょうか^^;

将来に負担を抱えたくない方や支出を整理したい方は一括で納付してしまうのも一つの選択肢として有りだと思います。

分割納付のメリットは?

上で述べたように、一括納付と分割納付で支払総額は変わらないので、両者の違いは税金を一括で支払うか、分割して支払うかという点のみとなります。

分割での支払いだと、1回あたりの支払額を抑えることができるので、負担を分散させることが可能です。計画的に納付できる方にお勧めの納付方法ですね。

ちなみに私も固定資産税の支払いは一括で支払うのは非常に苦しいので、分割で納付しています。

以上から、一括納付と分割納付、基本的には個人の好みで決めてしまってもいいのかなと思うのですが、一部の方は、分割払いの方が少しだけお得になることがあります。

一括納付が30万円を越える場合は分割納付の方がお得!

一括納付、つまり1年間の納税額が30万円を超える方については、分割で納付した方がお得になります。

税金の納付方法は、口座振替やクレジットカード払いなど、自治体によって様々なものがあります。その中でも、現在殆どの自治体で対応しているのがコンビニでの支払いですが、コンビニでは30万円以下の納付書しか受け付けてもらえません

税金の年額が30万円を超えている場合、一括納付だとコンビニ払いはできませんが、分割納付ならコンビニのレジでも支払いが可能になります。

セブンイレブンやローソン、ファミリーマートといった主要なコンビニではどこでも使用できますので、納付できる場所の選択肢が大幅に増えることはいざという時に助かりますよね。

納付場所が増えることもメリットの1つですが、金銭面でもコンビニ払いができることでメリットが生まれます!

電子マネーnanacoを使用することで節税が可能!

住民税や固定資産税などの税金は、セブンイレブンの電子マネーnanacoで支払いが可能となっています。

nanacoを使用することで節税ができる理由としては、クレジットカードを使用し、nanacoにチャージができるからです。

一部のクレジットカードに限られますが、nanacoにチャージした際に、クレジットカードにポイントが付与されるものがあります。そのポイント分が節約できているという考え方です。

例えば、10万円の税金を、還元率1%のクレジットカードからnanacoにチャージして支払った場合を考えてみます。

STEP
クレジットカードを使用し、nanacoに10万円チャージ
STEP
nanaco残高→10万円
STEP
クレジットカードポイント→10万円×1%=1,000円
STEP
nanacoで税金10万円支払い
STEP
ポイント1,000円分お得!

以上のように、クレジットカードのポイント還元分が節約できます。クレジットカードの還元率は大きくて1%程度ですが、この方法はコンビニで支払える税金や国民健康保険料なら応用できますので、コツコツ続けると結構ポイント溜まります。

この方法を使わずに普通に現金でも納付できますが、年額100万円の税金が掛かっている人だと約1万円節税できることを考えると侮れないですよね。

しかし、上記でも述べましたが、この方法が使えるクレジットカードは限られています。というのも、これはnanacoにチャージした際に付与されるポイントが鍵になっているのですが、大体のクレジットカードがnanacoにチャージする際のポイントは付与の対象外となっているのです。

ポイントが付与されないクレジットカードでチャージしてから税金を支払っても全く節税にはなりませんので、くれぐれもご注意ください。

では、おすすめのポイント付与対象クレジットカードを以下にまとめておきます。

ポイント付与対象クレジットカード一覧
カード名還元率年会費
セブンカード・プラス0.5%無料

まとめ

今回は、住民税や固定資産税の一括納付と分割納付について、それぞれの違いやメリットなどについて解説しました。

以下、簡単にまとめます。

まとめ
  • 一括納付と分割納付の支払い総額は全く同じ!
  • 一括納付のメリット:気分的に楽になる
  • 分割納付のメリット:負担が分散される
  • 30万円以下の納付書ならコンビニ払い可能
  • 電子マネーnanacoで節税できる!

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