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【マネックス証券】IPOルールを解説!抽選方法やペナルティなど

マネックス証券はネット系の大手証券会社の一つですが、IPOにおいても本気で当選を狙いたいなら開設必須の証券会社です。

マネックス証券のIPO抽選方法の特徴としては、1口座1票の完全平等の抽選方式を採用している点です。資金量に関わらず、全ての投資家に平等な抽選を行ってくれるのが最大の特徴です。

証券会社ごとにIPOの細かいルールが異なるので、今回はマネックス証券のIPOにおけるルールをまとめておきたいと思います。

目次

主幹事・幹事について

マネックス証券は、ネット系の証券会社の中でもIPOの主幹事及び幹事の数は非常に多いです。

【マネックス証券】過去5年のIPO引受け件数
  • 2023年:54件
  • 2022年:61件
  • 2021年:66件
  • 2020年:50件
  • 2019年:45件

IPO抽選への配分について

抽選への配分量についてですが、マネックス証券は引受け株数のうち100%が抽選枠に回されます。

多くの証券会社では全体の90%は裁量配分の枠で、抽選枠は全体の10%程しかありません。裁量配分は対面取引口座から申込みますが、預入資金や手数料などによって支店から配分されるので、資金が少ない個人投資家にとっては殆ど期待できません。

一方、マネックス証券のように全てを抽選に回してくれるということは、私のような資金が乏しい個人投資家でも配分される可能性が十分にあるということです。

申し込み方法・抽選方法・抽選時間について

ブックビルディング申込期間中にネットから申し込みます。

冒頭でも述べましたが、マネックス証券は1口座1票の完全平等抽選方式を採用しています。資金の量の優遇は一切ありません。勿論申込み最低額の資金は必要ですが、資金が多い方でも少ない方でも、平等に抽選してくれます。

抽選配分100%という特徴もありますので、マネックス証券は資金が少ない投資家でも十分に当選の可能性が期待できる証券会社だと思います。

抽選の結果発表時間は、原則ブックビルディング期日の翌営業日の夜間です。しかし、銘柄によっては翌々営業日に結果発表がされる場合もあります。

入金のタイミング・資金拘束・同一資金での重複申込みについて

ブックビルディング時に購入金額分の資金が必要です。

他の証券会社ではブックビルディング時に資金不要のところもありますので、この点には注意が必要です。

また、ブックビルディング時に資金が拘束されます。

その関係で、複数の銘柄が抽選申込み可能な場合でも、それらを同一資金で申込むことは出来ません。それぞれの銘柄ごとに資金を準備しなければなりません。

資金拘束は当然といえばそうなのかもしれませんが、時期によっては申込み期間が重なる銘柄が出てきますので、資金管理に気をつけましょう。

ペナルティについて

当選株の購入を辞退した場合でも、特にペナルティはありません。

IPOに当選したものの、公募割れのリスクが出てきた場合などに購入をキャンセルすることが可能です。

他証券会社では当選を辞退した場合、一定期間IPOに参加できないといったペナルティを課せられるところも多いので、この点も大きなメリットだと思います。

まとめ

以下、マネックス証券のIPOルールのまとめです。マネックス証券のIPOの最大の特徴は、やはり抽選配分100%の完全平等抽選である点です。口座開設数も多いので激戦の証券会社にはなりますが、資金量が限られている個人投資家でも毎回コツコツ申込みをしていれば十分当選の可能性はあります。IPOを始めたばかりの投資家の方にお勧めしたい証券会社です。

マネックス証券のIPOルールまとめ
  • 抽選配分は100%!
  • 1口座1票の完全平等抽選なので資金量の優遇はない
  • BB時に入金は必要・資金拘束あり
  • 同一資金での重複申込み不可
  • 当選キャンセルによるペナルティなし
  • 資金が少ない投資家でもコツコツ申込み続ければ当選の可能性あり!

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